【13万キロサクシード】ご紹介

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サクシードってどんなクルマ?

 今回ご紹介するのは、私の愛車です。NCP51V型のトヨタ・サクシードです。

 いや愛車自慢ではないんです(汗)
 実は私にはこのブログを通してやりたいことがいくつかありまして、そのうちの一つが“DIY整備を通して車の構造を理解することで、愛車の状況を理解し安全や安心につなげてもらう事”です。その一端を担っていければ、と思っております。
 さて、サクシードを選んだ理由をお話したいのですが、その前にサクシードについて改めてご紹介したいと思います。
 最近、キャンプブームも相まって価格が爆上がり(2023年3月現在)のサクシードですが、元々は商用バンでプロボックスとの兄弟車です。ベースとなっているのは初代Vitzやistとなっており、エンジンも同車種に搭載される1.3Lと1.5L、その他にディーゼルがありました。変速機は、コストパフォーマンスに優れる5速MTと、4速AT。Vitsのスポーツモデルに搭載されるのと同じものを流用することでコスト削減をしています。エンジンサイズ的にはコンパクトカーですが、商用バンモデルなので積載量はこのクラスではトップクラスで、職人さんから営業まで使いやすく、乗用モデルベースなので立体駐車場や地下駐車場にも難なく入れます。
 さて、そんなサクシードやプロボックスですが、昨今思わぬ評価を受けることとなります。ひとつはキャンプブームにより積載量で優れる事から一般の人に採用されることになったのと、もうひとつはVitzのスポーツモデルと同じエンジンと変速機を搭載していることから、スポーツ性能にも期待できる。という事です。
 そして、私がこの車両を選んだ理由ですが、“構造が単純”ということです。自動車というのは構造が単純なほど整備しやすく、修理も容易。そして他の車種に流用ができる。何より工具が積める。という事です。私は工具を積んで移動しているので、最適なのです。

13万キロサクシード

 さて、サクシードとプロボックスについて少しわかったところで、私の車両の現状についてご紹介します。よくサクシードやプロボックスは「10万キロまでは慣らし」と言われたりしますが、それは社用車である事から年間10万キロ走ったりする事が多いのと、それに耐えうる耐久性を備えている為です。中古車を選ぶ際に「サクシードやプロボックスなら10万キロくらい大したことないよ!」という事も目にします。しかし、10万キロは10万キロ。劣化が無いわけではありません。実は私はこの車両を2年前から乗っておりまして、2年間の間に色々見えてきました。

追加でタコメータが付いております。

 

 実はこの整備ブログ構想は一般の方に愛車のメンテナンスをしてもらいたい気持ちもあり購入当時からありまして、ずっと機会を準備していました。2年の間にいろいろメンテナンスが必要な個所がアレもコレも出てきましたが、なるべく一般の方に本当の状況をお伝えし、購入の参考にしていただきたいので、できるだけ記事のアップができるまでは最低限のメンテナンスにとどめておきました。

 さて、これからやっていく事につながりますが、現在の状況を少しだけ。

汚くてすみません。。。

 エンジンルームも手を入れるのは最小限だけにとどめています。破れた配管やエアクリーナーの交換など、本当に最小限にしてこの機会を伺っておりました。エンジンルームの掃除も含めて今後アップしていきたいと思います。

既に取り付けしたもの① ~水温計~

オレンジ色のが水温センサーの取り出し用アダプター

 メーター周辺の画像をご覧いただくと、コストカットの為にタコメーター(エンジン回転数計)がついておらず、後付けしておりますが、もう一つ追加しているものがあり、それが水温計です。最近の車両はほとんど同じようになってきていますが、この車両も水温計が無く、ある程度水温が上がると消えるランプが付いているだけです。ただ、これだと現状が把握しにくく、これから行っていく事に支障が出るので、購入してすぐに付けました。購入したのはZ.S.S.さんのデジタルメータ。詳細は今後アップしていきますが、メーターごちゃごちゃしたくなかったので、こちらにしました。


既に取り付けしたもの② ~車高調~

アッパーマウント部

 足回りも購入時には純正ショックアブソーバーにエスペリアさんのスーパーダウンスプリングが入っていましたが、私の使用用途だと車高が低すぎるのと、純正のショックアブソーバーがヘタっていた為、中古でラルグスさんの車高調を購入。こちらも実はもう手を加えているのですが、改めて別途紹介しますね!

まだ手を入れていないところ① ~エンジンマウント~

ひびが入ったマウント

 さて、まだ手を入れていないところも紹介しておきましょう。上の画像はエンジンマウントというエンジンと車体をつなぐゴムの部品なのですが、ココがもう限界近いので、近々交換をしたいと思っております。この部分はサクシードやプロボックスだけでなく、同じ年代のVitzなども劣化しやすい部分です。

まだ手を入れていないところ② ~ブレーキキャリパー~

 今スタッドレスタイヤでホイールが純正の為、画像が取れなかったのですが、ブレーキもまだ最低限しか手を入れていません。厳密にはパッドとローターは中古車購入して必ず私は交換するので、1度交換していますが、既にこちらも本格的に手を入れないといけない時期です。こちらは既に部品も購入しているので、近いうちにアップしたいと思います。

最後に

 中古車は個体それぞれ状況が異なりますが、等しく劣化はしていきます。どんなに丈夫な車体でも劣化はするのです。中古車は購入してそれで終わりではなく、追加でメンテナンスする必要が必ずありますので、今後もご覧いただき狙っている中古車が今後どのようなメンテナンスが必要なのか?追加費用はどのくらいかかりそうなのか?自分でできそうなのか?などを参考にしていただければ嬉しく思います。

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